オーストラリアホームステイについて
≪ホームステイでオーストラリアを体験する≫
オーストラリアに行く前に、まず確保しておきたいのは最初の滞在先です。滞在先には、ユースホステル(バックパッカー)などの安宿、ホテル、学生寮等がありますが、留学が初めてという方にお薦めできるのはホームステイですね。その理由として、日本国内でさえ、初めての土地では慣れるのに時間がかかりますが、ましてオーストラリアは言葉も習慣も文化も日本とは違います。オーストラリアの生活に一日でも早く馴染むためには、現地で生活している家族のところで一緒に住むのが一番の秘訣でしょう。また、ホームステイ先のホストファミリーと一緒に生活することで、英語でコミュニケーションする力も身に付き、オーストラリアの家庭を知れるという魅力がございます。
≪ホームステイの手配の仕方≫
弊社からのホームステイ手配方法として、以下3通りがございます。
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①AIC手配のホームステイ(全6都市対応) *AICのお客様90%以上が選びます!
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②学校手配のホームステイ
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③弊社提携ホームステイ斡旋会社手配のホームステイ(メルボルン、シドニーのみ)
通常、学校や斡旋会社からのホームステイ紹介の場合、ホームステイ先の決定・情報公開は、皆様のご渡航の約2週間~10日前とかなり直前となります。ホテル等への滞在とは異なり、一般的な家族と一緒に滞在しますので、家族の誰かが病気になったり、違う国から親戚が来ることになったり等、家庭の事情による急なキャンセルもあり得るため、語学学校手配のものや、他社の斡旋会社のものはギリギリまでホームステイ先を確定できないものです。また、ホームステイ先について、事前に皆様よりファミリーのリクエストは承っておりますが、あくまでもリクエストとなる為、決定後に変更を希望するというものは基本的にはございません。
*食べ物や動物等のアレルギーにつきましては、絶対項目として考慮させていただいております。
その点、AICからの紹介の場合、AICへお申し込みいただいた時点でAICファミリーの情報を皆様にご覧頂くことが可能です。ご渡航都市や日程が確定次第、各都市のAICファミリーの中から、皆様に気に入ったファミリーをいくつかお選び頂き、ファミリーへ空き状況の確認、受け入れOKのお返事をいただき次第、ホームステイの決定という運びとなっております。(ご出発日の最大3ヵ月前から予約確定となります)
ホストファミリーの情報を早い時点で得ることができるということ、そして、ファミリーを選んでいただけるということは、AICならではのホームステイ紹介方法となっております。
また、AICファミリーは、弊社現地スタッフが直接お宅を訪問、拝見し、契約をさせていただいております。日本人(女性)から見て選ばせて頂いた、清潔感のあるファミリー、フレンドリーに生徒さんに話しかけてくれる優しい方々ばかりで、すでに滞在された弊社のお客様からも大変好評をいただいております。
またホームステイ先の希望条件などありましたら、遠慮せずにお話ください。すべての条件をクリアできるとは限りませんが、出来るだけお客様にあったホームステイ先が見つかるように努めさせていただきます。
≪オーストラリア各都市のホームステイ相場価格:2021年度≫
都市名 |
手配料(1回) |
滞在料(1週間) |
シドニー |
A$300 |
A$290~A$315 |
メルボルン |
A$260 |
A$290~A$310 |
ゴールドコースト |
A$250 |
A$260~A$285 |
ブリスベン |
A$250 |
A$265~A$285 |
ケアンズ |
A$240 |
A$240~A$260 |
パース |
A$240 |
A$255~A$270 |
≪ホームステイを成功させる秘訣≫
ホームステイを成功させる秘訣の一番は皆さん自身の心構え一つです。ホームステイ先にお金を支払っているという感覚ではうまくいきません。お世話になっているという謙虚な気持ちで接し、何か不満などあったら、まず相手の立場になって、もし日本の自分の家庭に外国人の学生を受け入れたときどう思うか、逆の立場になって考えてみれば、自然に解決方法が見つかると思います。それぞれの家庭が日本と違った生活スタイルを持っています。ホストファミリーは基本的に善意で皆さんを受け入れていますので、その家庭のルールを守り、 尊重する事が必要です。 ただし、どうしても我慢できないことや、明らかにホームステイ側に問題がある場合などは、きちんと主張することも重要です。多くの場合は、ちょっとした誤解や言葉の問題でお互いが勘違いしていたケースで、あっさりと解決する場合が多いのです。皆さんと、ホストファミリーがお互いに理解できたときには、家族の一員としてのきっと素晴らしい思い出を作ることができるでしょう。ホストファミリーといい関係を築いている学生は英語の上達も早く、第二の家族として、ホームステイ終了後もあたたかい関係を続けています。オーストラリア滞在中に、頼れるオーストラリア人家族の存在があるのはとても心強いですよね。
≪ホームステイ先での最低限の基本行動≫
- ●どんなことでも、分からない事があれば質問しましょう。早期解決が一番です。
- ●一番大切なのはコミュニケーションです。間違った英語だからと引っ込み思案にならないように。
- ●ホストファミリーのプライバシーを尊重してください。食事や、約束に遅れる場合は必ず連絡を入れてください。ホストファミリーが心配します。
- ●ホストファミリーと食事ができない場合や外出時に、行き先、時間を必ず伝えてください。
- ●皆が使用している場所(バスルーム・トイレ・リビング・キッチンなど)はいつもきれいにしてください。
- ●ホームステイ先はほとんど禁煙です。喫煙する場合は必ずホストファミリーの許可を得てください。
- ●オーストラリアではお風呂に浸かって入る習慣が基本的にはありません。シャワーのみが多いですが、タンクへの給湯式が多く、長時間浴びるとお湯が出なくなりますので、なるべく短めに(特に女性)
- ●友達を家に招待する時は、必ず事前にホストファミリーの許可を得てください。
- ●異性は自分の部屋にいれないで、リビングを利用してください。
- ●外出時には必ず玄関の鍵をかけてください。
- ●朝、部屋を出る前には必ずベットメーキングをして下さい。
- ●友達のホストファミリーと比較するのは避けてください。
- ●ホームステイを出る場合も延長する場合も必ず最低2週間前までに意思を伝えましょう。
- ●皆さんは日本代表です。皆さんの印象が日本に対する印象になりますので責任と自覚をもって行動してください。
- ●トラブルがあったらまずホストファミリーと話し合う事です。それで解決しなければ、学校や現地スタッフに相談してください。
≪ホームステイの理想と現実≫
皆さんのホームステイに対するイメージはどのようなものでしょうか?基本的には大きな家とプール付の広い庭に白人の両親と子供が2人いて犬や猫のペット、食事は分厚いオージービーフのステーキという感じではないでしょうか?もちろんそういった家庭も多くありますが、最近では離婚率も増え、ホームステイ先が母子・父子家庭であることも少なくありません。また既に子供が独立した老夫婦や、子供がいない家庭の場合もあります。そして、オーストラリア人と言っても、約140ヶ国の移民から成り立っているオーストラリアですから、白人以外の家庭になる場合もあります。ホームステイのシステム上、受け入れる側が主導権を持っていますので、申込時に希望は尊重されますが、必ずしも皆さんが希望した家庭に入れるとは限りません。しかし、ホームステイをより有意義にするのは先程も述べたとおり、皆さんの心構え一つだということを忘れないでください。どんな家庭に入っても、お互い尊重しあい、最大限のものが得られるよう、努力してこそ意義があるといえるでしょう。
≪ホームステイでの注意事項≫
食事
食事は基本的に月曜日から金曜日は朝・夕の2 食、土曜日と日曜日は朝・昼・夕の3食が滞在費に含まれています。基本的に朝食はセルフサービスでパンやシリアルと牛乳などで、昼食はご自身で用意した冷蔵庫にあるものを自分でサンドイッチを作って学校にもって行き、夕食はホストファミリーが用意してくれます。もちろんランチは学校の近くのカフェやフードコートで購入する事も可能です。オーストラリアの一般家庭の食生活は豪華なものではありません。もしかしたら口に合わないかもしれませんが、皆と同じものを同じように食べてこそオーストラリア生活体験です。もし、量が少なければおかわりは遠慮なくしてください。食事が終わったときは、後片付けをしてお手伝いしてくださいね。
洗濯
基本的にはホストファミリーがしてくれますが、自分で洗濯するように言われた場合は、洗濯機の利用方法を聞いてから行ってください。オーストラリアは水不足のため、基本的には週1回の洗濯となります。シェアハウスでも同じようなルールがあるため、少し多めに日本から下着をお持ち頂くとよいでしょう。
ホストファミリーのものと一緒に洗う時も、自分のものと分かるよう洗濯ネットに入れるのもおススメです。
電話
ホームステイ滞在中、多いトラブルの1つです。生徒専用の電話があるのは稀です。家族と共同の場合は、市内通話が定額だからといって日中に占領しないようにしましょう。
基本的に電話料金は後払いが多く、ホームステイを出た後、電話料金の請求があり、ホストファミリーがビックリする場合が多いのです。電話料金の請求が届く前にホームステイを退出する場合は、必ずどの程度電話を利用したか報告し、連絡先をホストファミリーに伝えましょう。または、ご自身でオーストラリアの携帯電話を持つことをおススメいたします。
インターネット
オーストラリアの一般家庭のインターネット契約は、月々の使用量に上限があるプランで契約されています。必ず、ホストに利用して良いかどうか、確認をしてから利用してください。また、利用可能な場合でもメールやネット閲覧などは問題ありませんが、音楽や映画などのダウンロード(動画の閲覧も同様です)で、ファイル交換ソフトなどの利用はお避けください。 利用された場合、高額の追加料金がかかる可能性があります。ご注意ください。
掃除
ホームステイは、ホテルではありません。滞在中は、現地の一般家庭に生活体験をさせて頂いているという意識を持ちましょう。使い終わったものはすぐ片付けるようにし、ご自身、ファミリーともに気持ちよく過ごせるように、心がけましょう。自分の部屋も、次に入る生徒が見に来るかもしれません。言われなくてもベッドメイキングや掃除をしていつも奇麗にしてきましょう。また、子供やペットが勝手に部屋に入ってくることもありえるので、念のため貴重品や大事なものはスーツケースに鍵をかけてしまっておきましょう。
消耗品について
シーツやトイレットペーパーなどは家庭で用意してもらえます。シャンプー、リンス、ボディシャンプー、歯磨き粉、洗濯洗剤なども使ってもいいと言われることがありますが、日本人の好みに合わないこともあり、使用量のかねあいで実際は自分で用意する方が多いです。 まずは旅行用の小さなセットをご持参され、到着後に購入をされた方が良いかもしれません。アメニティグッズはドラッグストアやスーパーで購入ができます。
金銭の貸し借りをしない
金銭の貸し借りはトラブルの元です。ホームステイ費用の支払いはAIC経由なので通常トラブルは起きないと思いますが、たとえ少額であろうと金銭の貸し借りは避けてください。AICでは金銭の貸し借りのトラブルの責任は一切負えません。
ホームステイのメリットとデメリット | |
メリット | デメリット |
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(AICスタッフの体験談)
私がワーキングホリデーで来た時は、初めの1か月ホームスティをしました。ホストファザーはバスの運転手さん、ホストマザーはヨガの先生、ホストシスターは当時12歳の娘さんでもともとニュージーランド出身のご家族でした。お家は古かったですが、ヨガスタジオも併設している素敵なお宅でした。とてもおおらかで小さいことは何も気にしない、とても素敵な家族に恵まれました。ホストマザーは私の語学学校の勉強にもとても協力的で、夕飯の後に一緒に勉強したことも何度かありました。食事は基本的に質素です。夕飯に味噌汁を作ってと頼まれた事があり、味噌汁を作ったらその日の夕飯は味噌汁と白ご飯だけだったというのは今でもいい思い出です。みんなで白ご飯に味噌汁をかけて食べました。笑 ご飯が少なかったという事でこれをクレームにする方はもちろんいらっしゃると思います。ただ全て物は捉えようです。ホストファミリーとすごくいい関係が築けていたので、私にとってはとても思い出に残るシーンです。お別れの時も涙のお別れとなりましたが、13年近く経った今でも、今でもフェースブックでつながっています。折角のホストとの限られた時間は、大切にした方が良いと思います。
(AICが出来ること)
AICカウンセラーは全員ホームステイ滞在経験者です。逆に日本の自宅でオーストラリア人を受け入れて共同生活した経験のあるスタッフもいます。その経験をいかして、皆さんに細かいところまでアドバイスができます。またホームステイ手配料金も現地価格ですので安く手配が可能です。
AIC手配のホームステイは、オーストラリア全土で100軒以上あり、ご出発前にファミリーの情報を得ることができ、事前に選ぶこともできますので、安心感がございます。
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