オーストラリア ツアーガイド体験記

【28日目】ツアーガイドの落とし穴

今日も依然体調は悪かったが、ツアーガイドの仕事はなかったので助かった。オフィスでペーパー ワークをひたすらこなす。

 

と言うことで、今日はツアーガイドの特権を話をしよう。ツアーガイドとは本当に気苦労の多い仕事で、 体力的にもきついが、ツアーガイドである為に、特権を貰えるのだ。例えば、オプショナルツアーは基本的に無料になる。メルボルンで言えばペンギンパレードやグレートオーシャンロード等は1人150ドル以上 するが、これも研修(インスペクション)として無料で参加できる。ただし、名目上は研修なので、最後に レポートを提出しなければならないが、それを除いたとしても十分元は取れるのだ。

 

それ以外にも、美術館や博物館や動物園、水族館等も全て無料で入場できる。但し、担当者等がいると売り込みでかなりの時間を付き合わなければならないが。それとレストランでも無料で食事を提供してもらったり、無料じゃなくても何かサービスをつけてもらったりする。最初の頃はそんなサービスでも、ありがたいのだが、慣れて来るとそれが当たり前になり、ちょっとのサービスではありがたく思わなくなる。

 

こうなったら、要注意だ。自分の立場を忘れてしまうツアーガイドも中には出てくる。ツアーガイドの中にはお客さんから集金したお金を自分の懐に入れたり、接待を受けた会社やレストランから所属会社を通さずに、直接コミッションを貰ったりする人も出てくる。これは、完全に職務違反になるが現在でも時々起こっている問題だ。もちろん見付かった場合はクビになる。実際に今までに何人か僕も知っている人がクビになっている。まあ、こういった事件はどこの業界でもあることだと思うが。。。。。。

 

【1月のお申込み状況と残席数】

今月お申込み頂いたお客様
2
今月の残り席
8名


2024年12月25日現在