【27日目】添乗員とツアーガイド
今日はツアーガイドの仕事はないので、ツアーガイドと添乗員の違いを話しよう。添乗員とツアーガイドは 一緒のようで一緒ではない。添乗員とは、日本からお客さんと一緒に出発して、日本に帰るまでお世話を する業務である。ツアーガイドとはお客さんが目的地到着してからお世話する業務だ。海外添乗員業務を行なう為には、日本で一般旅程管理者という国家資格を取得しなければならない。
しかしツアーガイドはオーストラリアでは資格は必要ない。だから誰でもなれるのだ。ツアーガイドの中には 永住権を取得した人、ビジネスビザの人、学生ビザの人、ワーキングホリデービザの人等、ありとあらゆる ビザを持っている人が働いている。なので添乗員とツアーガイドは全く別の業務になる。日本にいる人は 添乗員とツアーガイドは一緒だと思っているが。
僕の場合は、一般旅程管理者と一般旅行業務取扱い主任者と国内旅行業務取扱い主任者の3つの国家資格を持っているが、これはオーストラリアでは資格的に全く意味が無い物だ。だから国家資格を持って無くても誰でもツアーガイドになるチャンスがあるのだ。でも、僕が思う最低条件は以下のとおりだ。
第一印象が明るい
日本語の敬語が喋れる
日常会話程度の英語力
積極性のある人
夢又は目標を持っている人
時間の守れる人
以上が最低条件だと思う。それ以外でも何か人に負けない特技や趣味があれば、尚良いと思う。