留学でのお金を持っていく方法

4つのお金の持って行き方

1・日本円の現金で持って行く

スリ・置き引き・紛失の危険が高い方法ですが、レートが良くなれば(円高になれば)日本でオーストラリアドルへ両替するよりお得な方法です。但し円安になれば損になります。しかも、現金は紛失や盗難にあった場合の補償がありません。日本円を持参される場合は、日本帰国時の自宅までの交通費くらいが良いでしょう。

(例) 2021年1月1日 A$1=\75←出発前の空港でのレート

   得→2020年1月2日 A$1=\70

         損→2020年1月2日 A$1=\80 ←現地到着後のレート

2・日本出発前にオーストラリアドルの現金に換えて持って行く

スリ・置き引き・紛失の危険が高い方法ですが、レートが良い時に事前に購入していれば、お得になるケースもあります。日本円同様に、現金は紛失、盗難の場合の補償がありません。ただ、現地ですぐに現金が必要となる場合(銀行口座開設、空港で電話を掛ける、バスに乗る、週末に買い物をする等)もあります。現地にお持ちになるのは、銀行口座開設に必要なデポジットA$500~A$700と交通費、電話代、お小遣い程度A$300の合計約A$800~A$1,000をお勧めしております。日本での両替は銀行や両替ショップで可能です。銀行は小さな支店では取り扱いをしていない場合がありますので、事前にご確認することをお勧めします。また、国際空港にも両替ショップがあります。


3・日本出発前にオーストラリアの銀行口座を開いて送金する

日本にあるオーストラリアの銀行で口座を開き、オーストラリアの支店へ送金するという方法です。安全な方法の一つですが、口座開設手数料と海外送金手数料で約\10,000が掛かります。また手数料込みで最低申込み額が1,000,000円となります。

現地で開設後にキャッシュカードを受け取る支店を設定する必要があるため、渡航先の都市が決まっていない場合は利用が難しくなります。コスト的にはお勧めではありません。現地で口座を開設すれば、手数料は無料で口座を開設できるからです。

ANZ Bank(オーストラリア・ニュージーランド銀行)

 

 

4・オーストラリアで銀行口座を開設した後、両親に送金してもらう(一番お勧めです!)

ご自身の日本の口座から現地の口座へ送金させる、最も安全で最もレートがお得な方法ですので多くの方が利用されています。日本の銀行から現地の銀行への送金には、海外送金手数料が掛かります。現地での口座開設には、現地銀行へ出向き、必要書類を提出し、開設手続きを行います。日本語が通じない場合が殆どのため、手続きは全て英語となります。キャッシュカードが手元に届くのは口座開設後1~2週間後です。キャッシュカードが届く前でも、パスポートを持参すれば、窓口にて口座開設2~3日後からお金を引き出すことが可能です。

銀行の口座開設やクレジットカードについて

オーストラリアの4大銀行

ANZ Bank(オーストラリア・ニュージーランド銀行)

National Australia Bank(ナショナル・オーストラリア銀行)

Westpac Bank(ウエストパック銀行)

Commonwealth Bank(コモンウエルス銀行)

オーストラリアの銀行

 

口座開設

渡航後1ヶ月以内に開設する場合は、パスポートとデポジット500ドル(支店と口座の種類により金額は変わる場合があります)にて開設することが可能です。口座開設後、1週間程で、キャッシュカードが郵送で送られてきます。オーストラリアの大手銀行でも両替は可能です。働き先の給与支給が銀行振り込みの場合もありますので、現地到着後は早めに口座を準備しましょう。オーストラリアのキャッシュカードはEFTPOSという機能がついており、デビッドカードとして利用できるので、大変便利です。日本ではデビッドカードはあまり主流ではありませんが、オーストラリアではほとんどのお店で利用できるので、渡航後、利用する機会は増えると思います。スーパーなどでの買い物の際、現金も引き出すこともできるので大変便利ですね。
帰国の際は、すぐにオーストラリアへすぐに戻る予定がなければ、必ず口座解約をしてから帰国しましょう。

イメージ画像

 

日本の銀行で海外キャッシュカードを使用できるキャッシュパスポートの口座を開設する

日本で口座を開設、規定の金額を入金し、全世界のプラスマークの付いているATMで現地通貨で引き落としが可能な口座(新生銀行等)です。海外送金をする手間もないので便利ですが、レートが通常レートに4%以上加算されるので通常に送金するより費用が掛かり、あまりお勧めできません。ATMでお金を引き出す度に手数料が掛かる場合もありますので、注意が必要です。

クレジットカードのキャッシングサービスを使う

お金が緊急で必要になった場合、クレジットカードのキャッシングサービスを利用できます。キャッシングしたお金の払い戻しは、クレジットカードの〆日の時点での払い戻しとなるため、〆日までの利息が加算されますので、注意が必要です。VISA CARDやMASTER CARDのクレジットカードが使えるお店が多いのでお勧めです。

DINERS CLUB

JCB CARD

DC CARD

AMERICAN EXPRESS

VISA CARD

MASTER CARD

上記のように、オーストラリアへお金を持ち込む方法は多種多様にございます。オーストラリアドルのレートのチェックを行い、レートがよくなったらオーストラリアドルの現金を購入しておいたり、お金の持ち込み方法を検討しましょう。オーストラリアへの長期渡航の際、持ち込むのはまとまった金額となりますので、それぞれの方法をしっかりと比較検討し、ご自身の予算や現地のライフスタイルに合わせて持ち込み方法をご検討ください。

(AICスタッフの体験談)

スタッフ①

私がワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航した際(10年ほど前)、ANZ銀行で渡航前に口座を開設しました。
その際、口座開設手数料として約\5,000、日本で開設しているため、オーストラリアへの海外送金手数料として
約\5,000、合計約\10,000ほど掛かりました。現地で口座を開設すれば、無料で口座開設が出来たので、現地で口座を開設すれば良かったと思いました。

スタッフ②

私は現地で銀行口座を作り、母親に頼んで国際送金をしてもらいました。

母親に頼んだ際は英語で書類を書かなければいけなかったりで、母には二度とやりたくないと言われました。。

オーストラリアワーホリを終え、数年後に違う国へワーキングホリデーに行った際も現地にて銀行口座開設をしました。その時は色々と自分でも調べネットバンキングから自分で現地口座に国際送金をしました。

やはり大きなお金を現金で持っていくのは怖いですし、現地にて口座開設後に国際送金というのが一番安心だなと思います。

 

(AICが出来ること)

オーストラリアで銀行口座を開きたい方は、当社支店のある都市(ブリスベン)へ渡航される場合は、オリエンテーションへご予約頂けましたら当社スタッフが同行させて頂き日本語で様々な口座のアドバイスをさせて頂きます。他の都市へ滞在する場合は、到着時にメールや電話、ZOOMにて各手続き説明時にご案内、アドバイスをさせて頂きます。口座一つとっても、普通口座、定期口座、ネットバンキング等、様々な種類があり、どの口座が皆さんにあっているのか、利率や使用頻度や金額を考慮しながら最適な口座をアドバイスさせて頂きます。海外送金に関しても、海外送金手数料が節約できる方法もオーストラリア専門だからできるアドバイスをさせて頂きます。

【11月のお申込み状況と残席数】

今月お申込み頂いたお客様
6
今月の残り席
4名


2024年11月20日現在