留学中のアルバイトの見つけ方

オーストラリアに来る殆どのワーキングホリデー・長期留学の方は、何らかのアルバイトをします。ほとんどの方は学校終了後にアルバイトをされますが、現地での生活に慣れてくれば学校へ行っている間にアルバイトも可能です。生活費をオーストラリアで稼ごうと考えている人もいると思いますが、昔と比べて時給は高くなり、ある程度稼げるようになってきました。ただし英語力がないと、清掃やキッチンハンド等のお仕事になります。現在のオーストラリアの最低時給は約20ドルですので日本に比べ、お給料が高いです。

語学学校に、できるだけ長く通い、英語力を身に付けましょう!英語力が中級(インターミディエイト)クラスになれば、日本食レストランだけでなく、ローカルのレストランやカフェでも働ける可能性が高くなります。また、日本で、大手チェーン店での経験があれば、マクドナルドやスターバックス、ユニクロやZARA のような企業で働くチャンスも広がります。その場合、高めのお給料も望めるでしょう。英語力の目安としては一般英語コースのインターミディエイト(中級)レベルまであがれば、アルバイト探しに苦労することは少ないでしょう。学校以外の友達が仕事場でできるのもいいですね。

 (例)1日8時間 週5日勤務の場合 ワーキングホリデー(所得税15%の場合)

A$20×8時間x5日x4週間=A$3,200(額面)

A$3,200×15%(所得税)=A$480    A$3,200-A$480=A$2,720(手取り)
*2017年1月1日以降に、ワーキングホリデービザ保有者が行う労働、に対する所得源泉税率は下記のとおりに変更となりました。

多くのワーキングホリデービザ保有者の豪州課税対象の年間所得は$37,000以下であると推測されます。

従ってワーキングホリデービザ保有者は、2017年1月1日以降の労働対価に関して、原則15%の税金を支払うことになります。

 

  • 年間所得 $0-$37,000          15%
  • 年間所得 $37,001-$87,000  32.5%



 

(例)1日4時間 週5日勤務の場合 学生ビザ(所得税 累進課税)

A$20×4時間x5日x4週間=A$1,600(額面)
A$1,600-A$13(所得税)=A$1,587  (手取り)

*学生ビザの場合はコースのセッション中は2週間40時間までの労働が認められています。ホリデー期間中はフルタイムで労働可能です。
学生ビザの場合は居住者扱いですので、税率はオーストラリア人と同じになります。
*観光ビザの場合はアルバイト(就労)は不可です。

 

それからアルバイトをするには『Tax File Number(タックスファイルナンバー)』という納税者番号が必要で、現在はインターネットで申請を行います。通常は申請してから4週間程で『Tax File Number』が送られてきて、そのナンバーを雇用主に伝えます。『Tax File Number』がなくても申請中である事を伝え、最初の給料日までに提出すればアルバイトをスタートする事はできます。

アルバイトを見つける場所はインターネット検索(英語、日本語)、日本語情報センターの掲示板、現地日本語・英語新聞・語学学校の掲示板・日本食食料品店の掲示板・人材派遣会社・直接お店や会社に行く等です。自分が働きたい会社が決まったら日本と同じように履歴書を郵送または、持参します。これは働く会社によっても違いますが日系企業の場合は英語の履歴書と日本語の履歴書の2通が必要となりますので、日本語の履歴書は日本から用意しておくと良いでしょう。最近ですとインターネット上にテンプレートがありますので、データを用意するのも良いですね。いくらオージーが気取らないと言っても、会社で働くのであれば履歴書も日本と同じく正式な書き方で記入しましょう。日本のように紙ベースの履歴書は販売していないので、パソコンで作成となります。

仕事探しに必要な物

●写真(現地でも薬局や街中の証明写真ボックスで撮ることが可能です。飲食店等のアルバイトの方は必須ではありません。)
●日本語の履歴書(渡航後にインターネットからダウンロードが可能です。日系のお仕事の場合に求められる可能性があります。)
●英文の履歴書(AIC現地オフィスで書き方のサポートをしております。)
●スーツ・ネクタイ・革靴(飲食店等のアルバイトの方は不要ですが、企業など、接客業等で働く場合に必要になる可能性があります。飲食店での面接の場合も、最低限相手に好印象を与える服装を選びましょう。)

 

ワーキングホリデーでできる仕事の例

●ツアーガイド比較的給料が良く、帰国後に旅行会社で就職したい人にお薦め(英語力多少必要)
●日本食のウェイトレス/ウェイター時給は$20.00前後で、比較的見つけ易い(英語力多少必要)
●キッチンハンド(皿洗い)時給は$20.00前後で、比較的見つけ易い(英語力不要)
●オーペア食事、住居が提供され給料も貰える所が多いが倍率が高い(英語力はその家庭による)
●観光地の場合はお土産屋の販売員比較的給料が良く$20.00前後で見付け易い(英語力多少必要)
●ピッキング比較的給料が良いが$20.00-$30.00前後で、体力勝負。歩合制もあり。(英語力少必要)

現地の企業(カフェやレストラン)で働く場合、時給が高くなる可能性があります。

 

 

 

(AICスタッフの体験談)

私がワーキングホリデーで行ったのは10年以上も前になりますが、語学学校を卒業後1か月は職探しの期間にあてました。1か月という期間を決めることで、学校卒業後にすぐに仕事が決まらなくても焦らずに精神的にも良かったです。カフェでのキッチンハンドと日本語教師のアルバイトをしていました。カフェがブレックファーストとランチが担当だったので、かなり早起きで7時くらいから2時くらいまで働いていました。当時はカフェのキッチンのアルバイトの時給は8ドル程でした。今では考えられない時給ですが、カフェと日本語教師の仕事をかけもちすることで、その月暮らしていく程度の収入はありました。そのため、貯金を使う事はしないでよかったです。

やはり英語力はあった方が現地での仕事探しの幅は増え、有利になりますので、極力英語力をつけてから探した方がいいと思いました。カフェでバリスタとして働きたい方は語学学校でも受講可能なバリスタの勉強は役に立つと思いますよ。

 

(AICが出来ること)

ご希望に応じてアルバイト探しや履歴書等の書き方のアドバイスをいたしますのでお気軽にご相談ください。AIC主催『現地オリエンテーション』にご参加されれば(※ブリスベンのみ)、銀行口座開設、タックスファイルナンバーの申請、在留届を日本人スタッフが同行し日本語でアドバイスしますので、安心です。弊社現地支店がない所に渡航の方は、メールやお電話でアドバイスをしていますのでご安心ください。

 

【11月のお申込み状況と残席数】

今月お申込み頂いたお客様
6
今月の残り席
4名


2024年11月20日現在