シェアハウスをしよう!
ホームステイを体験して、ある程度オーストラリアでの生活に慣れてきたら、今度はシェアハウスでオーストラリアに来ている他国の人やオーストラリア人と共同生活を体験するのも良いでしょう!
シェアハウスとは一軒家やアパートメントを共同で借りて数人で住むところを言います。日本では、まだまだ珍しい住み方ですが、オーストラリアでは一般的です。そして、シェアハウスに住んでいる同居人はシェアメイトと呼ばれ、自分の部屋以外のリビング、キッチン、トイレ、バスなどを共同で使用します。部屋を一人で使用する場合はオウンルーム、部屋を数人でシェアする場合はシェアルームといい、一般的にオウンルームの方がレント代(家賃)は高くなります。
AICのお客様もほとんどの方が、ホームステイ・学生寮を出られてからは、このシェアハウスに移られます。
(最新のシェアハウス情報を得る方法)
情報源:インターネットサイト(その他、口コミ、語学学校の掲示板、日本語新聞、英語新聞などなど)
対象物件:日本人や日本人以外とのシェアハウス情報などご自身の希望物件の検索が可能
(各都市平均家賃)
都市名 |
滞在料(1週間) |
シドニー |
A$200~A$280 |
メルボルン |
A$180~A$250 |
ゴールドコースト |
A$150~A$180 |
ブリスベン |
A$140~A$170 |
ケアンズ |
A$110~A$160 |
パース |
A$130~A$170 |
アデレード |
A$120~A$160 |
ホバート |
A$110~A$150 |
(シェアハウス探しの注意点)
できれば日本を出発する前に、シェアハウスを決めたいと思う人もいるでしょうが、オーストラリアに知人がいない限りシェアハウスを決めることはかなり難しいと思います。ネット社会である今、情報収集はできますが、お勧めできません。その理由として、実際そのシェアハウスとシェアメイトを見てみないと入居後、非常に不快な思いをしたりトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。インターネットに出ていた家の写真と実際に訪問した感じと全然違った、という事もあります。逆にシェアハウスを貸す人にとっても見ず知らずの人を面接もしないで決めることは危険です。
通常シェアハウスを探すのは現地に到着してからになります。情報収集の手段としては、メインはインターネットでの情報サイトになります。情報サイトは、英語版・日本語版もあり最新の情報がアップされております。また、語学学校の掲示板や、現地日本語新聞・英語新聞もございます。最近ですとあまり見かけなくなりましたが、日本語情報センターの掲示板・日本食食料品店の掲示板なども一部地域で見かけます。情報サイト・掲示板には、家賃や男性女性の希望、その他条件等が記載されています。そこで自分の希望のシェアハウスを見つけたら、電話やメールで連絡して、内覧・面接の予約をします。その後、住所と行き方を聞き、面接時間に間に合うよう余裕を持って出掛けて下さい。そして面接時に詳細を聞き、お互いの生活スタイルや気が合えば、後日連絡をして入居という手続きになります。シェアハウス生活を楽しいものにする為には、入居時に約束事を詳細に聞き、書面に残して契約しましょう。
シェアメイトと言っても、必ずしも1人とは限りません。2~3人やそれ以上の場合もあり、その国籍も様々です。ワーキングホリデーの方は英会話の上達の為に、オーストラリア人とシェアを希望する人が多いですが、シェアメイトの中には、英会話の練習相手になるつもりが無い人もいます。シェアとは基本的に生活費を安く上げるための手段であり、彼らはボランティアの英会話教師ではありませんので、英会話を教えてもらうという意識ではなく、一緒に生活を楽しむという意識で接しましょう。気の合うシェアメイトが見つかると、生活も楽しくなりますね!
シェアをするのは、比較的簡単に見えますが、実際に生活を始めると小さな不満は色々出てくるものです。他人同士、又言葉が通じない者同士が一つ屋根の下で暮らすのだから当然と言えば当然です。日本人の悪いところは、不満や問題があった場合に、それをシェアメイトに伝え解決しようとしないことです。シェアをするというのは、それぞれが対等な立場ですから、お互い尊重する為にも、自分の意見をはっきりと伝えましょう。
『 ワーホリ情報 > シェアハウスについて 』ページでさらに詳しい情報を掲載中です。
(AICスタッフの体験談)
私がワーキングホリデーで来た時は、ホームスティ終了の約1週間前にシェアハウスが決まりました。当時はあまりシェアハウスのシステム自体がわかっていなかったので、見学に行って気に入った家に見学の1週間後に連絡を取ったところ、既にシェアメイトが決まったと言われ、ショックを受けたこともありました。返事を待っててもらえる、と思い込んでいたからです。確かにオーナーさんにとってみても、募集をかけているので早くシェアメイトが決まったほうが良いですよね。シェアハウス探しはタイミングも大切かと思いますが、私のオーストラリア生活一番初めのシェアハウスはベトナム系オーストラリア人の弁護士の女性がオーナーの家で、他にも3人シェアメイトがいました。日本人は私一人だったので英語の環境でしたが、みんなとても親切にしてくれました。一緒にご飯を食べたり、お勧めの海外ドラマを教えてくれたりする事もありました。シェアハウスを探す上で3つ程自分の中で条件を決めると、たくさんのシェアハウス情報の中でも検索が絞れて来ると思います。私が条件で決めたことは、①オウンルーム ②ネットがあること ③バスの便がいいこと。でした。今はインターネットがある家が当たり前のようになってきていますが、当時は全ての家にネットがあるわけではありませんでした。市内中心からはバスで10分ほどの場所だったので、とても好条件だったと思います。
(AICが出来ること)
現地オフィスを介して、現地のシェアハウス・シェアルーム情報などをお知らせすることが可能です。実際にシェアを経験したスタッフが、シェアの探し方や注意点や英語での問い合わせ方法等をお伝えします。現地スタッフは現地滞在が長いスタッフばかりなので、シェアハウスのあるエリアの治安や雰囲気などもお伝えできるかと思います。最近ではシェアハウスに関する詐欺も多発していますので、注意が必要です。現地でシェアハウス・シェアルーム探しに困った場合は、AIC現地支店にお気軽にご相談ください。